快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第40回
40回目のブログ投稿です!
40代になるのを恐れている
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
大腿骨頚部骨折の治療です。
股関節の外傷、怪我のなかで圧倒的に多いのが
大腿骨頚部骨折です。
大腿骨頚部骨折の治療は、
基本的には外科的治療=手術が必要になることがほとんどです。
では、
手術の方法としてはどんなものがあるのか??
骨折した部分のずれ(転位)が少ない場合には
金属のボルトやプレートなどを用いて骨接合術(骨折した部分を固定する手術)を行います。
骨折した部分のずれが大きい場合には、
大腿骨の骨頭に栄養を送っている血管が損傷されている可能性があるため、
骨接合術を行ったとしても、
大腿骨頭壊死(骨が死んでしまう)が発生する可能性が高くなります。
そうなると
再手術が必要になってしまいます。
そのため
骨折した部分のずれが大きい場合には、
人工股関節置換術または人工骨頭置換術を行います。
日本整形外科学会が発行している大腿骨頚部骨折の診療ガイドラインでは、
怪我する前の活動性の高い場合(杖なしで歩くことができる)には、
人工股関節全置換術を選択し、
活動性が低い場合には人工骨頭置換術を選択することを推奨しています。
私自身は、
診療ガイドラインに沿い、
患者さんの活動性に合わせて、手術方法を決定しています。
ちなみに
人工股関節置換術と人工骨頭置換術って
どう違うの???
続きはWebで(笑)
年末年始で毎年太るのが定番の
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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