快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第30回
30回目のブログ投稿です!
ちなみに、第30番元素は亜鉛 (Zn) です。
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
股関節のしくみです。
股関節は
脚の付け根にある関節で、
胴体と脚の間にあります。
股関節は、
大腿骨の丸い頭の部分(大腿骨頭)が骨盤の受け皿の部分(寛骨臼)にはまり込んでいます。
関節部分の骨の表面は軟骨でおおわれ、
股関節にかかる力を吸収するとともに
大腿骨頭と寛骨臼の動きをスムーズにしています。
股関節は、
人が立ったり歩いたりするときに体重を支える役割をもっており、
歩行時には体重のおよそ3倍
立ち上がりでは体重の6~7倍
さらに床からや低い位置からの立ち上がりで10倍
の重さがかかるといわれています。
ということは・・・
体重が1キロ増えただけでも
股関節にかかる負荷は倍以上になるため、
変形性股関節症の患者さんは体重コントロールが非常に重要になります。
体重が増えてしまって、痛みが増強することはよくあります。
体重が増えたことにより、痛みが強くなった場合には
まずはダイエットを頑張りましょう!
30と聞くと世界のナベアツを思い出す
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
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