Good Joint Life!
-人工関節とリハビリテーションのブログ-
第30回 臨床指導施設
世田谷人工関節・脊椎クリニック リハビリテーション部 理学療法士の生井です。
今回も理学療法士の「教育」の話になります。
前回までの話は理学療法学生におけるお話でしたが、今回は現役理学療法士さんの教育の話です。
今回当院リハビリテーション部は2020年5月1日より、日本理学療法士協会生涯教育制度における、
「新人教育プログラム臨床指導施設」
となりました。
これは何かというと、臨床経験間もない新人理学療法士さん達を指導する施設として認定されたということになります。
都内では昨年度までに23の病院・施設が認定を受けております。
ということで東京都で24番目の施設となりました!
社会の発展とともに情報化も加速進展し、国民が有する医療・福祉すなわち疾病・障害に関する知識は非常に高いものとなっている(2012 理学療法士の職業倫理ガイドラインより) ため、私たち理学療法士も日々研鑽の必要があるのです。
そしてこの生涯教育制度の中の新人教育プログラムというもので他の施設に研修に行き、自己研鑽していくというわけです。
その施設の一つに当院のリハビリテーション部が認定されました。
当院は人工関節と脊椎手術に特化した医療施設であるため、他の施設の理学療法士の方々も研修にきていただき、人工関節と脊椎手術後のリハビリテーション教育に役立てていただければと思っております。
現在はコロナウイルス感染症の影響で研修生を受け入れることができませんが、状況が落ち着き次第研修生も受け入れていくように考えております。
研修生が良い研修を受けられるように、リハビリテーション部も日々研鑽していきます。
理学療法士になる前は教師を目指していた生井でした。