Good Joint Life!
-人工関節とリハビリテーションのブログ-
第29回 院内勉強会④
世田谷人工関節・脊椎クリニック リハビリテーション部 理学療法士の露木です。
先日のブログ更新では、臨床実習生受け入れについての内容を書かせていただきました。
その後、部内で「臨床実習指導に関する勉強会」を行いましたので、今回はそれについて書かせていただきます。
勉強会の目的は、私の振り返りや、リハビリテーション部における臨床実習生教育に対する認識を確認することとしました。
その中身の中心は「クリニカルクラークシップ」と呼ばれる指導方法です。
医学生の指導に対して最初に導入され、その後理学療法士指導にも導入されたという経緯があります。
この指導方法は随分前から推奨されていましたが、全国の現場においてはまだまだ浸透していないというところが現状であると認識しております。
私もこの指導方法は数年前から取り入れていましたが、私が学生のころに受けた指導方法と違うということもあり、毎回難しさを感じながらも実践しております。
私の指導内容や質に関してはまだまだ未熟なところが多いですが、私の考えを勉強会の中で共有させてもらうことで、他のスタッフから「勉強になった」「どのように指導しているかを知れてよかった」などと言っていただき、有意義な時間になったと思います。
また、勉強会中には意見交換も行うことができ、私自身の学びもさらに深まったと思います。
勉強会においては、その中身やテーマが非常に重要であることは間違いないのですが、今回の勉強会で感じたことは、対話そのものにも、新しい気付きや学びがあるということです。
今は新型コロナウイルスの感染拡大につき、全ての方が苦しい状況と思いますが、その中でもクリニックを運営している以上は、感染対策を万全に行い、臨床活動と勉強に励んでいきたいと思っています。
患者様におきましても、来院することが難しい方、来院を控えている方、様々な方がいらっしゃると思います。
来院される方は、是非とも気をつけて来院していただければと思っております。
私たちも可能な限りの対応をさせていただく所存であります。
よろしくお願いいたします。