快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第8回
8回目のブログ投稿です!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回は骨粗鬆症について書きたいと思います。
骨粗鬆症というのは
「骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患」
と定義されています。
簡単にいうと
骨折を起こしやすい状態ということです。
寝たきりの原因として
骨折・転倒によるものが全体の12%を占めています。
骨粗鬆症があると
転倒をした場合に
骨折を起こしやすく、
寝たきりになってしまう危険性があるのです。
骨粗鬆症による代表的な骨折として、
大腿骨近位部骨折と脊椎椎体骨折があります。
そのなかでも、
大腿骨近位部骨折は
移動能力や生活機能が低下するだけでなく、
死亡率が上昇します。
大腿骨近位部骨折患者の10%が
骨折後1年以内に死亡するというデータがあります。
骨粗鬆症は症状があまりないため、
治療に対しての意欲が湧きにくいとは思いますが、
決して甘く見てはいけない病気です。
しっかりと検査して、
骨粗鬆症の治療をすることが、
健康的に長生きするためにはとても重要になります。
当院には通常のクリニックには置かれていない
X線TVシステム(トモシンセシス)がありますので
骨粗鬆症の精密検査を行うことが可能です。
骨粗鬆症について気になるかたは
是非一度当院で検査してみては
いかがでしょうか??
中学3年の時に
左上腕骨近位端脱臼骨折を経験した
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
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