快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第148回
148回目のブログ投稿です!
1月24日はジャンボ尾崎と前田日明の誕生日です。
昔、前田日明のカリスマ性に憧れていた
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは
人工股関節再置換術の原因です。
人工股関節全置換術後に
なにかしらのトラブルがあり
再手術が必要になる場合があります。
では、どういった原因で再手術になるのでしょうか?
日本人工関節学会の登録データによると
上位5位の原因は
1位、臼蓋インプラントのゆるみ
2位、大腿骨インプラントのゆるみ
3位、感染
4位、脱臼
5位、臼蓋の骨溶解
となっています。
1位、2位の原因のインプラントのゆるみというのは、
術後にインプラントの初期固定が確実に得られないと
インプラントのゆるみが発生します。
そのため、人工股関節全置換術では
インプラントを確実に骨に初期固定することが重要になります。
初期固定をいかに確実にしっかりと行うかが大事なのです。
例えば
・インプラントが骨に対して適切な位置に設置されてない
・骨に対して適切なサイズのインプラントが選択されてない
など
こういったことが起きると
インプラントは骨の中でゆるんでしまうのです。
一度ゆるんでしまったインプラントは
再手術をしない限りはゆるみは治りません。
そのため再手術が必要になります。
だから
初期固定をいかに確実にしっかりと行うかが大事になるのです!
最後に一言。
確実、安定、安心な手術を行うことが大事!
たまには温泉でゆっくりしたい
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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