快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第127回
127回目のブログ投稿です!
「スーパーマリオブラザーズ」と「スーパーマリオブラザーズ2」で、
無限増殖で増やす事の出来る最大の残人数が127。
そうです、子供の頃、マリオにハマっていたファミコン世代の
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術と神経障害です。
人工股関節置換術の合併症のひとつに
神経障害があります。
神経障害といっても色々な神経障害があります。
手術方法によって損傷を受けやすい神経が変わります。
後方アプローチの場合は
坐骨神経を損傷する可能性が高くなります。
前方アプローチの場合は
大腿神経を損傷する可能性が高くなります。
通常神経障害の発生率は1%~3%というデータがありますが
私の印象では実際1%程度でしょう。
もし発生率が3%台だと手術の手技に問題があるかもしれません。
神経麻痺を起こすと
神経が走行する部位にしびれが出ます。
さらに神経が支配している筋肉がうまく機能しないため
筋力が発揮できません。
神経麻痺の症状は基本的には時間と共に回復していきますが、
回復に一定の時間が必要になります。
1か月で回復する場合
3か月で回復する場合
6か月で回復する場合
1年で回復する場合
反対に2~3年経過しても回復しない場合もあります。
実際の神経のダメージの度合いによって
回復期間が変わってきます。
神経の種類によっても回復の具合が変わります。
もし神経麻痺が起きてしまった場合には
とにかく回復を待つしかありません。
気長に待ちましょう!
神経麻痺についてはまだ続きがありますので
その続きはまた今度!
ファミコンの魔界村が難しすぎることに子供時代に悩んでいた
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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