快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第122回
122回目のブログ投稿です!
フランス人女性であるジャンヌ=ルイーズ・カルマンは122年と164日間生きたそうです。
120歳って大還暦というみたいですね。
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術の手術件数ランキングと手術方法です。
某雑誌の人工股関節置換術の手術件数ランキングによると
一位 船橋整形外科病院(千葉県)
二位 玉川病院(東京都)
三位 湘南鎌倉人工関節センター(神奈川県)
となっています。
では、
それぞれどんな手術方法でやられているのでしょうか?
私の記憶が正しければ
一位 船橋整形外科病院(千葉県)・・・仰臥位前方アプローチ(DAA)
二位 玉川病院(東京都)・・・側臥位前外側アプローチ(OCM)
三位 湘南鎌倉人工関節センター(神奈川県)・・・側臥位前外側アプローチ(OCM)
どの施設も前方系(前方、前外側)アプローチで手術をされているようです。
前方系アプローチというのは筋肉や腱を切らずに手術を行います。
やはり筋肉や腱を切らないことによって
ダメージが少なく済むので術後の回復が速い事や
術後の脱臼リスクが少ない事は
非常にメリットが高いために
患者さんが多く集まっているものと思われます。
私自身は
仰臥位前外側進入法(ALS:Antero-Lateral Supine Approach)
で手術を行っています。
私は
前方・前外側・側方・後方のすべてのアプローチで手術を行ったことがありますが
仰臥位前外側進入法が一番バランスが良く、
人工関節を正確に設置が出来て
そして術後の回復が良い手術方法と感じています。
私の印象では
おそらくこの手術方法が今後主流になっていくだろうと思っています。
きっと・・・(笑)
今後はAIの時代が来ますね・・・。
AIについても今度ブログで触れてみたいと思います。
耳掃除をするのが好きな
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
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