快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第118回
118回目のブログ投稿です!
海上における事件・事故の緊急通報用電話番号が118です!
これは私も知りませんでした。
世の中知らないことだらけ!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術のインプラント2です。
人工股関節のインプラントは基本的には4種類から構成されています。
骨盤
・カップ
・ライナー
大腿骨
・ヘッド
・ステム
の4つから構成されています。
これは以前のブログでも触れています。
https://www.setagaya-joint.clinic/blog/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%82%A1%E9%96%A2%E7%AF%80%E7%BD%AE%E6%8F%9B%E8%A1%93%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88/
外来をやっていて患者さんにたまに言われるフレーズがあります。
「最新のインプラントを入れてください。」
インプラントって新しければいいのでしょうか?
新しいほどいいものなのでしょうか?
なんとなくイメージ的には新しいインプラントほど
耐久性や機能が良いものというイメージがあるかもしれません。
しかし、
人工関節というのは
現在まで失敗と成功を繰り返してきている歴史があります。
新しく開発して
これはきっと長持ちするに違いない!と思って
使ってみたものの
数年でダメになってしまったインプラントが実は沢山あるのです。
人工関節の先進国のアメリカでは
人工関節のインプラント関連のトラブルで訴訟になることが少なくありません。
人工関節って新しければいいってわけではないのです。
私はすでに耐久性がある程度わかっているインプラントを
使用することにしています。
最新のインプラントを入れて数年でダメになってしまったら
怖いですからね・・・。
結論
人工関節は新しければいいってもんじゃない!!
「とりあえずみんなであの空に向かって走らないか?」
運動会になるとテンションが上がる
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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