快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第111回
111回目のブログ投稿です!
11月1日は犬の日です。わんわんわん。
そして大坂なおみの全米オープン優勝は凄い!!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
特発性大腿骨頭壊死症に対する人工股関節置換術です。
変形性股関節症に対して人工股関節置換術を行うのと
特発性大腿骨頭壊死症に対して人工股関節置換術を行う場合
ちょっとした違いがあります。
特発性大腿骨頭壊死症の特徴として
術前にあまり脚長差がない場合があります。
反対に変形性股関節症の場合は軟骨が摩耗しているため
脚の長さが短くなっていることが多いのです。
人工股関節置換術を行う際に
筋肉や腱、靭帯などを切るアプローチの場合、
股関節の安定性が落ちます。
そのため股関節の安定性を保つために
脚を伸ばすことによって
筋肉の緊張を保ち、関節の安定性を保てるのです。
しかし、
特発性大腿骨頭壊死症の場合に
脚を伸ばしてしまうと反対の脚よりも長くなってしまいます。
手術をして痛みが取れたはいいけど、
脚の長さが違うと歩行時のバランスが悪くなります。
私が普段行っている
筋肉や腱を切らない人工股関節置換術の場合は
脚を伸ばさずに股関節の安定性を保つことが出来るため
特発性大腿骨頭壊死症に対して
人工股関節置換術を行う際に有利な手術方法なのです。
特発性大腿骨頭壊死症でお困りの方は
当院で相談してみてはどうでしょうか??
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世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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