快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第90回
90回目のブログ投稿です!
100回まであと10回!
まだまだブログ頑張ります!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
両側同時人工膝関節全置換術です。
両側同時人工膝関節置換術というのは
両方の膝関節を1回の手術で人工膝関節に置換することです。
両方の膝関節の変形が強い場合には、
片方の膝を手術しても、
片方の膝の変形や痛みが残っているため、
もう片方の膝も手術する可能性が高くなります。
よく患者さんから質問されるのですが、
「両方の膝関節を一度に手術して、リハビリは大丈夫なんですか?」
と聞かれます。
私の答えとしては、
「リハビリは全く問題ありません。」
実際には、
片膝の場合と両膝の場合とで
入院期間には大きな差は出ません。
片膝と両膝とでは、
イメージとしてリハビリが全然違うのではないかと思ってしまいますが、
実際にはあまり差がないのです。
両側同時人工膝関節置換術は
2回の入院に分けて手術を行う場合に比べて、
入院期間の短縮や
入院費用の軽減が期待できるのも大きなメリットです。
また、
片膝ずつ手術を行う場合に比べて、
リハビリ期間が半分になるのは非常に大きな利点だと思います。
私自身は、
このような理由から
両方の膝関節の変形が強く、痛みが強い患者さんには
両側同時人工膝関節置換術をおすすめしています。
ちなみに、
プロレスラーの武藤敬司は
両側同時人工膝関節置換術を受けています!(豆情報)
塗山先生、半端ないって!
あいつ半端ないって!
凄い手術するもん!そんなん普通できひんやん!
って言われてみたい
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
京王線千歳烏山駅から徒歩7分
〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-36-6 1F