私は10年近く股関節の痛みと戦い続けてきました。ここ1~2年はひどくなり、時に杖を必要とするようになりました。さすがに困り、義弟のドクターと専門医を探し始め、そこで出会ったのが塗山先生でした。
不安と痛み、今後のこと、手術のこと、細かいことまで質問しました。先生はそのたびに笑顔でひとつひとつお答えくださいました。信頼を持った私はこの先生に手術をして頂こうと決意し、初診から半年後に手術。両股関節を一度に人工関節置換術を受けました。
家から遠かったのですが、家族の協力の下でありました。娘、親、妹などのまわりの人々が協力してくれる安心感もプラスしています。遠方からの患者さんの為家族が泊まれるホテルの提携があるのも助かりました。愛知、栃木、埼玉からの方がいらっしゃいました。
先生に手術して頂くという決断をした理由の一つが、先生が学会で発表した術式の前方アプローチで筋肉を切らず、正確で回復が早い。動作などの制限が少ないということです。医学生の姪が授業で前方からのアプローチが今後主流になるだろうと教授から話を聞いたばかりということです。そして手術後は先生のおっしゃるとおり、劇的に股関節の痛みはなくなりました。午前の手術が終わり、その日の夕方にはピックアップを使って立って足踏みが出来ました。私だけではなく病室にいた家族もとても驚いてくれました。次の日から理学療法士のかたの指導でピックアップで歩くことが出来、喜びでいっぱいでした。
リハ室では、患者の皆さんと同じ境遇の方たちですから、お互いに励ましあい、又は、外来で来院された手術から3ヶ月、6ヶ月、経過した方の話を聞いて、希望を見出すことが出来、1つずつの目標を持つことが出来ました。今は杖一本です。私にとってのゴッドハンド塗山先生に治して頂いた股関節を生涯保ち続けられるよう、指導、施術してくださった理学療法士のゴッドハンドは、びっくりするぐらい筋肉がのび、筋肉の動きから、禁忌の動作、姿勢を正してくださり、いかにストレッチが今後大切なものか教えてくれ、気配りもあり、明るく励まし的確に施術して頂きました。
看護師さんたちも皆さん気配りのある、明るく気持ちを支えてくださいました。病室でのこと、手術でも励ましてくださり、ありがとうございました。
安心して入院生活を送れました。
この病院は珍しいシステムですが、それぞれの立場の壁を越え、情報を共有しすぐ対応してくれますし、一生懸命サポートしてくださる姿勢がとても安心できました。
もっと早く手術すれば良かったと今は思います。
今後日常生活に戻りますが、日頃のリハビリが大事だということが良く分かりました。
QOLを得る為努力していきます。
本日おかげ様で退院いたします。塗山先生、皆様本当にありがとうございました。
今後検診の時もよろしくお願いいたします。皆様の今後のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
N様 50代 / 手術部位:両股関節
公開日:2018.01.16
最終更新日:2018.01.11