快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第50回
50回目のブログ投稿です!
気が付いたらもうブログも50回になりました。
段々更新頻度が減っていくかと心配していましたが、
なんとかブログを続けられている
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
大腿骨頚部骨折の手術です。
前回のブログで書きましたが、
大腿骨頚部骨折は、
ある日突然転んだことにより歩けなくなり、
近くの病院に救急搬送されます。
搬送された病院で、
大腿骨頚部骨折と診断され入院となります。
ほとんどの場合がその病院で手術を受けることになります。
自分自身でどこで手術を受けるのか選ぶことが困難なのです。
そうなんです。
いきなり手術を受けることになるのです。
手術というのは
人間がやることですので、
誰にやってもらうかによって、術後の生活に大きく影響します。
特に大腿骨頚部骨折の場合、
総合病院や大学病院だと若手医師が執刀することが殆どです。
手術が上手く行われれば、術後の回復は良好ですが、
手術がいまひとつな結果になると、術後の回復もよくありません。
ラーメン屋と一緒で
美味いラーメン屋もあれば
不味いラーメン屋もあるのと一緒です。
手術のクォリティーが高い病院もあれば
手術のクォリティーが低い病院もあるのです。
大腿骨頚部骨折は
以前は手術をしても、
手術後の生活レベルがワンランク落ちると言われていましたが、
私が行っている筋肉を一切切らない最小侵襲手術である
Anterolateral supine approach(ALS)による人工股関節置換術を行った場合には、
元々普通に生活していた人であれば、
ほとんどの場合が元の生活に戻れます。
生活レベルがガクンと落ちることはありません。
実際に私は患者さんにどういう説明をしているかというと、
「手術が無事に終わり、
リハビリさえ普通に頑張れば元の生活に戻れる可能性が高いです」
と説明しています。
術後の生活がワンランク落ちることが多いとは説明していません。
もし、ある日怪我して
大腿骨頚部骨折をしてしまった場合には、
一度当院に御相談いただければと思います。
ブログ投稿100回を目指して頑張ることを決意した
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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