快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第23回
23回目のブログ投稿です!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工関節手術の執刀医の年齢についてです。
人工股関節や人工膝関節の手術を行う執刀医って何歳くらいなのか?
手術には人工関節手術に限らず、
外科の手術、産婦人科の手術、心臓血管外科の手術など
様々な手術があります。
患者さんにとっては、
手術をしてもらう先生が何歳くらいなのか、
気になるところかもしれません。
私が誰かに手術をしてもらうのであれば確実に気になります(笑)
いったい外科医のピークって何歳くらいなんだろう?って考えたことがあります。
私の考えになりますが、
今の答えとしては、
35~45歳くらいかなって思っています。
手術というのは
ある程度の経験が必要です。
ただし、年齢がいくと
体力が落ちたり、視力が落ちたり、反応が鈍くなったりします。
年を取れば取るほど、
経験は増えますが、体力的な衰えがあります。
一般の人は、
執刀医の先生が歳をとっていれば、
手術が上手いのではないかと思いがちですが、
決してそんなことはありません。
たくさん手術をやっている先生でも
手術があまり上手ではない場合は普通にあります(笑)
教授という肩書があっても、
手術が下手な教授もいますので・・・。
手術というのは、
手を使ってやる作業なので
センスが非常に大事です。
センスがない人は
いくら努力しても
センスがある人以上に上手くはなりません。
野球やサッカーと一緒だと思います。
いくら努力してもプロ野球の大谷レベルになれるかというと
絶対になれないのと一緒です。
努力ではどうにもならない点があるのです。
話は戻りますが、
色々と総合的に考えると、
やはり35~45歳くらいが整形外科医のベストって思います。
特に整形外科はそうじゃないかと感じます。
もちろん外科や心臓血管外科などジャンルによっては勿論変わると思います。
あくまでも今の私の考えなので、
数年後には考えが変わっているかもしれません(笑)
50歳になったときの自分がどう思っているのか楽しみです。
ちなみに、
80歳を超えても手術をしている先生がいると聞きますが、
大丈夫なのか心配になります・・・(笑)
季節の変わり目に風邪をひきやすい
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
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