快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第17回
17回目のブログ投稿です!
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏です。
今回のテーマは、
前回に引き続き、
人工股関節置換術後のリハビリについてです。
人工股関節置換術の手術後のリハビリテーションはいつから始めるか?
今でしょ!
って言いたいところですが、
当日の術後3時間後から始めます!
早期離床することによって、
臥床時間を少しでも短くします。
実際にリハビリ室に行って、
リハビリテーションを始めるのは翌日以降になります。
手術当日は
尿を排出する管(バルーン)が入っていますが、
翌日には抜いてしまいます。
水分補給や抗菌薬の点滴も翌日には終わりです。
体に入っている管が無くなって
さっぱりした状態でリハビリ室に行きます。
日々リハビリを継続していただき、
退院は
術後1~2週間くらいが目安になります。
退院の目安は
・杖歩行が自立していること
・階段昇降が可能なこと
になります。
退院後はリハビリが必要ないと言う医師がいたりしますが・・・
そんなことはありません!
手術によって、関節の痛みはとれても
歩容(歩く様子)がキレイになるにはリハビリがとても重要です。
退院後もしっかりリハビリを継続することが重要なのです。
右利きだけど、スマホをいじるのは左手の
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
京王線千歳烏山駅から徒歩7分
〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-36-6 1F