Good Joint Life!
–人工関節とリハビリテーションのブログ–
第42回 インソールデモ
世田谷人工関節・脊椎クリニック リハビリテーション部 理学療法士の生井です。
今回は「インソール」についてです。
「インソール」とは「足底板」とも呼ばれます。
足底板とは、靴の中敷などに足の形に合わせて様々な素材を入れて歩行・立位を行いやすくするものです。
作り方は色々あります。
外反母趾や扁平足などの足の問題だけでなく、変形性膝関節症や変形性股関節症の患者様にも使用することがあります。
そこで今回は、MediaMart Co.,Ltd 様の「phits」という商品のデモを行って頂きました。
インソールの作り方は、足の形をとって採型するもの、その人の姿勢や歩き方に合わせてパッドを中敷に貼るものなど様々ですが、「phits」は特殊な板(床反力計)に乗って、その人の立位や歩行のデータからコンピュータが計算した理想の歩き方ができるようなインソールを「3Dプリンター」が作ってくれるというものでした。
リハビリテーションの分野もどんどんハイテクになっていると感じた昭和生まれの生井でした。