快適歩行
人工関節・脊椎ブログ 第114回
114回目のブログ投稿です!
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世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長のとやままさひろです。
今回のテーマは、
人工股関節置換術と前外側アプローチです。
久しぶりに
人工股関節置換術のアプローチについての話をしたいと思います。
人工股関節置換術には色々な手術方法があります。
同じ人工股関節置換術といっても皮膚を切る場所が主に4種類あります。
・前方
・前外側
・側方
・後方、後側方
の主に4通りの皮膚切開の方法があります。
この方法のなかでも
MIS(Minimally Invasive Surgery)といわれるの最小侵襲手術の
手術方法には主に3種類あり、
・仰臥位前方進入法(DAA:Direct Anterior Approach)
・仰臥位前外側進入法(ALS:Antero-Lateral Supine Approach)
・側臥位前外側進入法(OCM)
この3つの手術方法が筋肉、腱を切らずに行う真のMISと言います。
このあたりはおさらいです。
このMISの手術方法のなかでも私自身は主に
仰臥位前外側進入法(ALS:Antero-Lateral Supine Approach)を用いて
人工股関節置換術を行っています。
何故この手術方法を用いてるのかというと
やはり筋肉や腱を損傷せずに手術を行うことが出来るからです。
側方や後方などの手術方法は
いくら皮膚切開が小さくても
どうしても筋肉や腱を損傷してしまいます。
傷つけなくてもいいものを傷つけることは、
術後の痛みや回復に影響します。
筋肉や腱はなるべく傷つけずに手術を行うほうが
術後の痛みが少なく、回復が速くなります。
なるべく低侵襲な手術を行うことを
これからも常に意識していきます!!
高校野球の熱さが好きな
世田谷人工関節・脊椎クリニックの院長の塗山正宏でした。
世田谷人工関節・脊椎クリニック
整形外科・放射線診断科
股関節・膝関節・骨粗鬆症・脊椎
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